OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで40年を過ぎ、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

『 お 客 様 か ら ・・・ 』

 

  
 7月1日は梅雨前線の影響で雨が降るとの予想で心配していたが、夜中の仕事中に降ったが思ったほどの降りでなく早朝から開店。
 
 土曜日とあって出足は遅かったが、午前中の雨の中を氷室万頭買い求められるお客様に感謝して、お馴染みのお客様にも例年通りお越し頂き、氷室の一日は終わった。

 打って変わって静かな月曜日ころころ餅を注文に来られたお客様に、昔はころころ餅の形で産まれてくる子の性別を予見してた話をすると、もっと興味深い話を教えて下さった。

 お客様が妊娠五ヶ月目の最初の戌の日、金沢五社のひとつで安産の神様と云われる金沢唯一の水天宮、金沢駅近くの「金沢安江八幡宮」へ安産祈願に行かれたと。

 祈願の後、神社から頂いた品々の中に〈御鈴緒〉と記したものがあり中にワラが入っていて、このワラに節があれば男の子で節がなければ女の子だと、九割の確率で当たるそうで饅頭屋の予見など足元にも及ばない。 えんどう餅 くず餅

 お客様に教えて頂くことは数々あるが、その中で夏になると思い出すのは「冷凍したえんどう餅を、自然解凍で冷たいのを食べると美味しい」とお聞きしたこと。

 先日試しに、柔らかいえんどう餅を冷凍して自然解凍し冷たいのを食べてみたら意外と美味しく、頑固者の店主も黙って食べていた。

 そして今度は、「くず餅を冷凍して、電子レンジで解凍し熱いのを食べると、出来立てみたいで美味しい」と聞き、これは試していないがくず餅の出来立てが美味しいのは承知のこと。

 毎日搗いて作っているのが当店の売りだが、時代に合わせたお客様に教わることが多くなったのも確かなこと。。


頑固だけでは生きてゆけない、けど信念は曲げたくないかな…


2017/7/6

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく・・・

トップへ

OKAMI一覧へ

 

平野屋(別HPトップ)へ