OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで50年経ち、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

変 わ ら ぬ 姿

 

今日で2月もおしまいで、例年のようにぎりぎりになってお雛様を店頭に飾った。 雛人形
 
 来店されたお客様が「可愛いお雛様やね」と言って下さる。
 
 長女が生まれた時に実家から贈られた物で、店頭に飾り始めてからでも数十年経っているが、毎年変わらぬ可愛い姿を見せてくれる。

 あの頃の桃の節句には、嫁いだ娘に持っていくと言われ1枚が1升の赤・白・草餅を三枚重ねて運ぶ事もあった。 ひし餅 ひし餅 ひし餅 ひし餅

 だが、すぐに飾れる切ったひし餅を贈るのが多くなって、餅を作る型が1升・1升5合・2升のひし形で16重・25重・36重出来上がる。

 注文の数と出来上がりの数が合うことはなく、いつも店主は残ったひし餅が店頭で売り切れるかと心配している。

 近頃スーパーなどで見かけるひし餅は硬いのが当たり前だが、当店ではやはり柔らかい餅で買っていただきたい。 

 直ぐに食べる餅ではないので、「飾る時にはラップをしてね」とお勧めしているが、よそで美しく包まれたひし餅を見ると申し訳ないと思う。

 金沢では4月3日の旧の節句までお雛様を飾ると言っているが、それを知る人も少なくなり、3月3日を過ぎて店頭にいるお雛様は肩身が狭いかも。

 それでも、朝に夕べにお雛様の可愛い顔を見ると癒され、暖かくなる日々を心待ちにしている。。


そろそろ店頭の品数も増やさなならんね…


2026/2/28

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく・・・

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