今日で2月もおしまいで、例年のようにぎりぎりになってお雛様を店頭に飾った。
来店されたお客様が「可愛いお雛様やね」と言って下さる。
長女が生まれた時に実家から贈られた物で、店頭に飾り始めてからでも数十年経っているが、毎年変わらぬ可愛い姿を見せてくれる。
あの頃の桃の節句には、嫁いだ娘に持っていくと言われ1枚が1升の赤・白・草餅を三枚重ねて運ぶ事もあった。
だが、すぐに飾れる切ったひし餅を贈るのが多くなって、餅を作る型が1升・1升5合・2升のひし形で16重・25重・36重出来上がる。
注文の数と出来上がりの数が合うことはなく、いつも店主は残ったひし餅が店頭で売り切れるかと心配している。
近頃スーパーなどで見かけるひし餅は硬いのが当たり前だが、当店ではやはり柔らかい餅で買っていただきたい。
直ぐに食べる餅ではないので、「飾る時にはラップをしてね」とお勧めしているが、よそで美しく包まれたひし餅を見ると申し訳ないと思う。
金沢では4月3日の旧の節句までお雛様を飾ると言っているが、それを知る人も少なくなり、3月3日を過ぎて店頭にいるお雛様は肩身が狭いかも。
それでも、朝に夕べにお雛様の可愛い顔を見ると癒され、暖かくなる日々を心待ちにしている。。
そろそろ店頭の品数も増やさなならんね…