今年も20日から正月餅予約のポスターを店頭に貼りました。
早くから注文するお客様が増えポスターの貼り時を考えていたが、店主は昔からの仕来たりにこだわっている。
世間がクリスマスでざわつく間は餅でもないかと思っていたが、毎年のお客様からはこの日を境に注文が入る。
店主はこの頃に成ると毎年のように何かあるが、今年は雪が降り始めた日買い物先のスーパーで、長靴の底に着いた雪が原因で派手に滑って転んだ。
幸いおしりの打撲で済んだが、未だによろけながら歩いていて餅搗きが不安…。
幼い頃から店主に付いて暮れの手伝いをしていた孫息子が来春は大学生となり、そんなじいじを見かねて餅搗きの助っ人に東京から来てくれる。
大きく育ちラグビーに明け暮れる高校生活を送っているので、体力と忍耐力が養われていると期待している。
店主も、お気に入りの孫が手伝いに来ると聞いて元気が出たようで、何とか今年も暮れの仕事を乗り切れそうだ。
店に積まれたもち米を、店主達が蒸して搗いて正月の餅となり、お客様の元に届ける日々を重ねて晦日を迎える。
そして毎年の事ながら、幼子のように「もう幾つ寝るとお正月」と歌う店主の声が仕事場から聞こえると、餅搗きが終わりに近づいたとほっとする。。
久しぶりに娘や孫と仕事が出来て良かったねぇ〜