OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで40年を過ぎ、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

涼 し く な っ て

 

照りつける太陽を恨めしそうに見ていた暑い日々が、降っては止んでの蒸し暑い日々と変わり、やっと朝晩が涼しくなった。
 
 それでも停滞した雨雲が去らないのか、天気予報は傘マークばかり。 包菓子 包菓子
 
 どうにか涼しくなったので、店主が出席する町会連合会会合に使うと、包み菓子の注文が入った。

 何分にも、この時期に作っている生菓子は限られていて(いつでも種類は少ないが)、どうにか菓子皿に並べた。

 まとまった数だが、夕方までにと慌てずにいたが、午後から来た孫息子に手伝わす事にした。

 長い夏休みも後半に入り、「宿題終わったんか?」と聞いても分かったような分からないような顔でいた孫は、手伝いに目を輝かせた。

 日頃から、レゴやプラモデルなど製作が好きな孫は、最初は菓子皿に並んだサンプルを見て、「俺ならこうする」と生意気にもダメ出しをしていた。

 それでも納得すると手伝い始め、元来器用な事もあり店主より上手く出来る。

 「俺が手伝って良かったか」と聞く孫に、「じぃじより良かったよ」と言うと、照れくさそうに納得していた。。


一人衰えても、一人育ってゆくんだねぇ〜


2019/8/24

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく・・・

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