兼六園の桜も葉桜となり、辰巳用水の流れにどこで舞い落ちたのか桜の花びらが浮かんでいます。
そんな中、隣で営業のコンビニ店が閉店と聞かされ本当に驚きました。
先々代にお菓子屋さんで始まり、コンビニを開く少し前にはケーキをおいたり時世にあった商いをして、30年前その当時には近辺で珍しいコンビニエンスストアチェーンに加わり現在に至ったのです。
店長となったご主人は当店店主と同い年で奥さんは店主の幼馴染、諸事情はあったようですが昨今のコンビニマニュアルに対応出来なくなったのが大きな一因だそうです。
今も昔も変わりなく、新しいことを覚えるでもなく、日々平凡に「生涯現役」と云って商売してゆくしかない店主は幸せなのかもしれません。
それにしてもコンビニ閉店は、スーパーも少し遠いこの辺のお年寄りにとって不便なこととなり、ちょっとの買い足しに利用していた近所の人達も困ることとなりそうです。
当店も、今まで所在を問われるお客様に「ヤマザキデイリー隣」と云っていたのが使えなくなり、「目立たない店」と云われているのに益々通り過ぎて行かれそうで旗でも立てなくてはと姑と話していますが店主が反対しそう。
商店街も歯の抜けたようになり、先行きのことを考えると・・・今は考えないでおこう!
いつの日か朝に仕事して、夕に一杯呑んで、臥して死すが理想!?