7月1日は、朝になって追加で作った氷室饅頭が売れるかと心配していたが、午後になって早々に完売となった。
29日と30日が思いのほか売れたので、どこの饅頭屋も1日の日曜日は売れ行きを心配しながらも追加で作ったのではと思われる。
翌2日は「半夏生」と云って夏至から11日目で雑節の一つだそうで、今年はやたらと耳にすることが多かった。
店主は饅頭も売切れたので店を休むか悩みながらも開店したが、昨日までの来店客が幻のように開店休業。
ささげ餅など夏の餅菓子を知らない人が多くなった今日この頃、それしか出来ない店主と息子は、今朝も臼で搗けるぎりぎりのわずかな餅を搗いています。
これからは、暑いから売れない…雨が降るから売れない…夏休みだから売れない…との悩ましい日々が待ち受けているが、めげずに餅を搗くでしょう。
夏の涼しげな生菓子を思い描くのは作れない私だけ。こんな餅屋でも来店下さるお客様に感謝しています。。
氷室がすむと山へと走ったのが、昔話となったねぇ〜