今年も四月の終わり頃から五月にかけて、町会や商店街、小立野校下各種団体の今年度総会があり店主が出席していた。
その内の何度かは、例年のようにと包菓子のご注文を頂き、時節柄の品物を中心にこしらえた。
校下の各団体の総会では、小立野にある菓子屋数軒に総会毎に分けて発注しているようで、店主が持ち帰る他の店の包菓子が勉強になる。
とは云っても、他店のように日持ちのする菓子は作れない(作れるけど、あえて作らないのだと)店主は、出席の人達がほぼ重なる会には同じ物も出せず…。
作った包菓子は写真に撮って残しているが、毎年今の時期なので同じ菓子が並んでいるのを見て「何とかならん?」と言う私に、店主は「皆喜んどる」と聞く耳持たず。
数年前からは生菓子を袋に入れているので、一夜明けてもあまり硬くなっていないとホッとするが、本当に満足して頂いているのか心配している。
今さら新しい事は出来ない貴方、息子に期待…どうだろうか?