前から依頼されていた講演を、19日に金石にある銭屋会館でした。
「銭屋五兵衛生誕250周年・朗読と記念講演」が開かれ、「海の百万石 銭屋の女たち」の著者として話をした。
私の出番は最後で民謡や日舞などイベントがあり、講演の前に小説の一部が朗読された。
東京の長女夫婦、富山の兄夫婦と姪夫婦、嫁ぐ前の銀行の同僚などが並び、横に緊張した面持ちの店主がいた。
講演原稿を書いて覚える日々を送っていたので、この日が早く過ぎるのを待っていた。
前日は店主の方が眠れないようで、夜中に何度も起きているのがうかがえた。
私の書いた小説を一度も読んだ事の無い店主は、今回の講演で内容を知ったようで、初めて「良く調べたな」と言ってくれた。
翌日の新聞にも掲載され、昨年頂いた賞で出版された本を改めて紹介する、良い機会だったと感謝している。
銭屋末裔の方から頂いた花や、友人達から贈られた花で店内は今花盛りだ。
これがご縁で大勢の方達と知り合って、商売も新たな道が開ければと思っている。。
店をしながら書いているのが良いと言われても…