兼六園の桜も満開の時を過ぎ、当店前の舗道にも何処から飛んで来るのか桜の花びらが散っている。
店頭には、柏餅が当店には珍しく早めに(他店より遅い)並べて、お客様に喜んで頂いている。
近隣の神社の春祭りも昨日より始まり、4月24日〜26日は椿原天満宮、5月1日〜3日は石浦神社、5月14日〜16日は上野八幡神社と、当町内では町民の氏神様が三ヶ所に分かれている。
しめ縄も幕もない祭りは、いつの間にか済んでしまう事も多いようで、店頭に並んだ赤飯を見て祭りと気づくお客様もいらして、「今年は神棚にお供えする」と云い買って行かれた。
最近は誰の話を聞いても、神も仏も忘れ去られていくようで、神社も寺も維持してゆくのが大変らしく、この先どんな世の中になって行くのか心配…。
70と67歳の夫婦がこの先の事を心配しても、若い人に「かまってくれるな!」と笑われそうだが凶悪事件が相次いで起きる今日この頃、神様や仏様に手を合わせる年寄りが多かった時代が懐かしい。
商売柄、神様のお供えは忘れないけど、手を合わせてる?