今年の入学式も一段落し、週末ごとのイベントで賑わう街中とは違って静かな小立野で、ほっとした日々を送っております。
春休みに入って三人の外孫が来ていて、内孫一人と近所の広場で遊ぶ様子を見ることが、忙しい店主の癒しだった。
そんな中で3月29日には、石川県和装振興会が平成13年から開催している「十三詣り」が天徳院で行われ、例年通りお土産に使われる五色生菓子と赤飯の注文を頂いた。
金沢の「十三詣り」は、天徳院の虚空蔵菩薩に詣って知恵と幸運を授かろうと云って、中学入学を前にした子供達に呼びかけている。
そのことに改めて気がついたのは、孫の内ただ一人の女の子がこの春中学入学で、女の子はこの時から本立ちの着物を着せると云われているなぁ〜と五色生菓子を作りながら思った。
せっかく金沢へ来ているのに、大人への第一歩の記念に参加させたかったなぁ〜と、赤飯を詰めながら思う。
遅きに失したことを孫にすまなく思ったが、我が子の時にも忙しいのと重なってしてやれなかった事の数々を思い出し、饅頭屋の宿命と悟った。
忙しい中、いいとこ取りの爺顔で、体調不良の妻はほっとく!?